国内主要上場スポーツ企業4社、2027年3月期 第1四半期まとめ──3社が増収増益に
update: 2026/09/07
国内主要上場スポーツ企業4社の2027年3月期 第1四半期をまとめた。3社が増収増益に至った。円安の影響もあり、国外展開する企業が好調だった。前期に引き続き、好調な傾向は維持されているようだ。
前期同様、好調な傾向が続く
対象にしたのは美津濃(ミズノ)、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼットの4社(順不同)。いずれも6月末に第1四半期を迎えた企業である。参考に、非上場のデサントの業績数値も加えているので参考にされたい(表1を参照)。
ミズノの第1四半期は、全カテゴリーでプラス成長し、増収増益に至った。売り上げ、利益ともに過去最高額を更新した。連結売上高715億500万円(12.6%増)。DTCを強化した効果もあり、売上総利益率(粗利率)が43.6%(1.4ポイント増)と改善。営業利益は83億6,000万円(33.1%増)と増益。同様に経常利益も86億7,100万円(28.2%増)と増益を達成した。売り上げ、利益ともに第1四半期の過去最高額を更新した。
ゴールドウインの第1四半期は、6月の低気温による春夏物の苦戦や、卸ビジネスの売上不振が影響し、減収。インバウンド需要の減少も足を引っ張った。販管費が増加したこともあり、減益に至った。連結売上高235億9,200万円(1.2%減)の減収。粗利率は54.0%(1.0ポイント増)と改善。営業利益は3億7,100万円(82.1%減)の減益だった。経常利益も3億7,100万円(82.1%減)の減益に至った。
ヨネックスの第1四半期は、増収増益。契約選手の活躍に加え、円安のプラス影響もあった。連結売上高454億6,800万円(14.1%増)で2ケタの増収。粗利率は45.9%(1.3ポイント減)、販管費率は微減。営業利益は68億6,700万円(9.4%増)の増益。経常利益も70億9,600万円(19.2%増)の増益となった。引き続き、主力の「バドミントン用品」やアジアビジネスが好調で、けん引役になった。
デサント(非上場)の第1四半期は、増収増益を達成した。Chinaビジネスの「デサント」ブランドが好調に推移したことで、持ち分法投資利益が増加した。第1四半期としては、経常利益・四半期利益が過去最高益を達成した。連結売上高277億円(12.1%増)の増収と健闘。経常利益が、Chinaにおける「デサント」ブランドの成長が貢献し、97億円(110.9%増)と過去最高益を更新した。四半期利益も90億円(83.7%増)の増益で、過去最高益となった。














