ゼビオホールディングス、2025年3月期 連結決算──増収増益に
update: 2025/05/19
ゼビオホールディングスの2025年3月期連結決算は増収増益を達成した。「ゴルフ」は伸び悩んだが、「一般競技スポーツ・シューズ」「スポーツアパレル」が健闘した。「アウトドア・その他」はほぼ前年並みだった。
「一般競技スポーツ・シューズ」「スポーツアパレル」が健闘
連結の売上高は2,506億300万円(3.4%増)の増収だった。主力の1つ「ゴルフ」は減収したが、「一般競技スポーツ・シューズ」「スポーツアパレル」が好調に推移した。売上総利益率(粗利率)は39.0%(0.7ポイント増)と改善した。販管費率が低下したこともあり、営業利益が70億600万円(66.6%増)と増益を達成した。
同じく経常利益も76億1,800万円(40.9%増)と2ケタの増益となった。当期純利益は9億7,100万円(62.5%減)と減益に至った。減損損失を計上した影響で、減益となった。
部門別の売上高では、「ゴルフ」が807億6,600万円(1.9%減)と伸び悩んだ。「一般競技スポーツ・シューズ」は855億1,000万円(8.7%増)と健闘した。「スポーツアパレル」は293億8,900万円(3.8%増)。「アウトドア・その他」が312億9,600万円(0.7%減)と苦戦した。
期末の店舗数は、887店(出37、退45)。「スーパースポーツゼビオ」業態が164店(出3、退3)、「ヴィクトリアゴルフ」が169店(出6、退14)。「エルブレス」が92店(出5、退2)。通期の業績は、連結売上高2,643億500万円(5.5%増)、営業利益72億2,300万円(3.1%増)、経常利益77億1,800万円(1.3%増)の増収増益を計画している。