ゴールドウイン、2025年3月期 第3四半期 連結決算──暖冬の影響受けるも、増収を達成
update: 2025/02/07
ゴールドウインの2025年3月期第3四半期(4-12月)の連結決算は、シーズン当初は暖冬の影響を受けたが、気温の低下と共に持ち直し、増収増益を達成した。12月度の売り上げが過去最高を更新した。主力の「ライフスタイル」商材および「ファッション」カテゴリーが健闘した。
12月度の売り上げが過去最高に
連結の売上高は968億3,300万円(2.1%増)と堅調な推移だった。「パフォーマンス」が伸び悩んだが、そのほかのカテゴリーが順調に売り上げを伸ばした。売上総利益率(粗利率)は52.0%(1.3ポイント減)と減少。販管費率が増えたこともあり、営業利益は169億3,900万円(11.7%減)の減益に至った。
経常利益は218億8,500万円(7.2%減)と減益となった。四半期利益は176億9,500万円(0.7%増)でほぼ横ばいだった。営業・経常段階で減益となったが依然、利益率は高い水準を維持している。
事業区分別の売上高では、主力の「ライフスタイル」が599億2,200万円(7.0%増)と好調に推移した。気温の低下に伴い、秋冬商材が順調に消化された。「ファッション」も77億8,200万円(4.3%増)と堅調な推移だった。
通期の業績見通しは据え置いている。連結売上高1,332億円(5.0%増)、営業利益181億円(24.1%減)、経常利益259億円(20.6%減)で、増収減益を計画している。