ヒマラヤ、2025年8月期 第1四半期──減収、損失を計上
update: 2025/01/17
ヒマラヤの2025年8月期第1四半期(9-11月)の連結決算は、暖冬による秋冬物の苦戦や経費増が影響し減収、損失を計上するに至った。「ゴルフ」「アウトドア」カテゴリーが苦戦した。
暖冬の影響で秋冬物が苦戦、経費増も足を引っ張る
連結の売上高は132億6,000万円(1.8%減)の微減収だった。ECの売上高は6.3%増(社内管理数値ベース)と健闘した。売上総利益率(粗利率)は35.1%(0.3ポイント減)と低下。販管費率も増加した。営業損益は、3億3,600万円の損失を計上するに至った。経常損益も3億2,600万円の損失計上。四半期損失は2億5,700万円だった(表1を参照)。
商品別の売上高では、「ゴルフ」が24億5,200万円(6.9%減)と苦戦した。「アウトドア」も19億6,700万円(11.3%減)と2ケタの減収と苦戦。主力の「一般スポーツ」は84億3,600万円(2.3%増)と堅調な推移だった。
通期の業績予想に変更はない。連結売上高613億9,000万円(4.9%増)、営業利益8億6,700万円(181.7%増)、経常利益10億円(131.1%増)、当期純利益4億円(93.8%増)の増収増益を計画している。