PUMA、2024年12月期 第2四半期──微減収、減益に
update: 2024/08/13
PUMA(プーマ社)の2024年12月期第2四半期は、微減収、減益となった。為替の影響を除いた業績は増収だった。地域では「Americas」(米州)が現地通貨ベースで増収を達成した。製品別ではアパレルが堅調な推移だった。
米州、アパレルが堅調
連結の売上収益は、42億1,900万ユーロ(約7,256億6,800万円、1ユーロ=172円で換算)、2.1%減の微減収となった。売上総利益率(粗利率)は47.2%(1.5ポイント増)と改善した。販管費率が高まったこともあり、営業利益(EBIT)は2億7,600万ユーロ(約474億7,200万円、同)、5.1%減の減益に至った。
税引前利益(EBT)は2億600万ユーロ(約354億3,200万円、同)、20.5%減の減益となった。四半期利益は1億2,900万ユーロ(約221億8,800万円、同)、25.0%減だった(表1を参照)。
地域別の売上収益は、「EMEA」(欧州・中東・アフリカ)が16億7,300万ユーロ(約2,877億5,600万円、同)、3.2%減。「Americas」(米州)は16億7,700万ユーロ(約2,884億4,400万円、同)、0.7%減の微減収だったが、為替ニュートラルでは5.1%増と増収を達成した。
部門別の売上収益は、「Footwear」(シューズ)が22億7,800万ユーロ(約3,918億1,600万円、同)、2.5%減。為替ニュートラルでは、1.6%増。「Apparel」(アパレル)は13億1,300万ユーロ(約2,258億3,600万円、同)、0.7%減。為替ニュートラルでは3.5%増と堅調な推移だった。