ティムコ、2023年11月期 第2四半期(非連結)──主力のアウトドア事業が復調、増収増益に
update: 2023/07/20
アウトドアブランド「フォックスファイヤー」などを手掛けるティムコの2023年11月期第2四半期(12-5月)は、主力のアウトドア事業が復調し、増収増益に至った。値引き販売が減ったことで、利益が改善した。
利益率が改善
売上高は18億1,400万円(7.4%増)と堅調な推移。売上総利益率(粗利率)が47.9%(2.6ポイント増)と改善した。販管費率が低く抑えられたこともあり、営業利益は1億2,500万円(82.4%増)と大きく改善した。経常利益も1億2,400万円(64.9%増)と改善した。
事業セグメント別の売上高は、「フィッシング事業」が5億2,900万円(3.5%減)と苦戦した。商品の値上げの影響で買い控えが見られたこともあり、売り上げが伸び悩んだ。主力の「アウトドア事業」は12億7,400万円(12.8%増)と2ケタの増収を達成した。百貨店やショッピングセンターなどのショップインショップがコロナ禍の影響から脱し、売り上げが復調した。
通期の業績見通しに変更はない。売上高34億9,000万円(6.1%増)、営業利益1億4,900万円(31.8%増)、経常利益1億5,100万円(26.7%増)を計画している。