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ゴールドウイン アスレチック展 2017年春夏シーズン

update: 2016/08/22

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「ダンスキン」

「ダンスキン」。好調なヨガライン

「ダンスキン」。好調なヨガライン

「ダンスキン」は17年春夏シーズンにおいて、“バレエ”をブランドのコアに据える。本国・米国からのインポートアイテムも扱い、バレエシーンの露出を増やしていく。機能性を活かした日常向けウエアも強化ポイントの1つだ。

バレエ・ワークアウト・ヨガをシーンに持つ「エニーモーション®」がけん引役になっている。16年春夏(1-6月プロパー商戦)は、107%と堅調な推移だった。NSCが121%と好調に推移。「エニーモーション」がシェアを16%に上り、好調を後押しした。ヨガカテゴリーが140%と引き続き好調を維持している。エアロビクスは苦戦したが、消化率が高まった。

17年春夏は110%と2ケタ増の計画を立てている。NSCでは新規客が増えているが、非スポーツチャネルへの拡大も視野に入れている。百貨店では50-60代がメーンターゲットだが、若い層──35歳前後を取り込んでいく計画だ。

「カンタベリー」

「カンタベリー」。 ブリッヂラインの「ラグビー+」

「カンタベリー」。
ブリッヂラインの「ラグビー+」

「カンタベリー」は、昨秋のラグビーワールドカップの日本代表チームの活躍の相乗効果で、16年春夏は120%で着地する見通しだ。ワールドカップ以降は新規客の購入が増えたという。17年春夏も110%と2ケタ増の目標を掲げている。

引き続き、ラグビーを軸に強化を進める。競技のラグビーとカジュアルのライフスタイルをつなぐブリッヂラインとして、「ラグビー+」を16年春夏からメンズでスタートした。17年春夏からはレディスラインを加え、拡充を図る。スエット中心のトレーニングウエア群で、NSCの反応も良いという。