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『イベントレポート』
「大阪マラソンEXPO 2011」
2日間で4万5500人が来場

update: 2011/11/07

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出展企業の思惑に差

ゴールドウインのブース

ゴールドウインのブース

大阪マラソンエキスポに出展したスポーツ関連企業は、協賛メーカーのミズノをはじめ、アシックス、ゴールドウイン、プーマ ジャパン、BODYMAKER、ファイテン、スポーツデポ、コラントッテ、など。プーマを除けば、アディダスジャパン、ナイキジャパン、ニューバランスジャパンといった外資系ブランドは出展しなかった。「CW-X」(ワコール)も出展していない。

協賛企業のミズノは創業の地・大阪での開催に加え、ゴール地点が大阪本社のすぐそばにあるインテックス大阪ということもあり、プロモーション活動には千載一遇の機会だった。大会当日にボランティアが着用する「ミズノ」のブランドロゴ入りウエアを1万着提供したこともその一環だ。

アシックスのブース

アシックスのブース

大阪マラソンエキスポにもブースを構えた。2日間で約4400万円の売り上げがあった(速報値)。関連グッズや直営店など店頭売りを含めた大阪マラソン関係の売上目標は2億円の計画。なお、フルマラソンのコースの一部になった淀屋橋にある直営店・大阪店では、10月も引き続き好調を維持。ランニングに関しては過去最高の売り上げを更新する勢いが続いている。

ゴールドウインは「スコット」「ザ・ノース・フェイス」「c3fit」「ダンスキン」の4ブランドで出展した。マラソンについては、「元々ストイックなスポーツだったが、東京マラソンの開催以降はライフスタイル的なスポーツに様変わりした」と分析する。今後は収益に貢献するアパレル商材を強化するという。また、エキスポ出展は販促の一環に位置付けている。これをきっかけにブランドの知名度を高め、「西日本の小売店へ拡販できれば」と考えている。

プーマ ジャパンはブランド発信の場としてとらえ、商品の販売を行わなかった。

アシックスはブースで集客のためのイベントを開催していたが、やはり最も重視するのは協賛企業に名を連ねている神戸マラソンだ。大阪マラソン同様、神戸マラソンでも事前にエキスポが開催される(ポートアイランドの国際展示場)。神戸マラソンエキスポでは、同社はメーンの出展企業になる。