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ミズノ ランニングビジネス
ランナーのセグメントを見直し、新モデルを投入

update: 2015/10/26

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業績推移はほぼ前年並み

ミズノのランニングビジネスの推移は、ほぼ前年並みだという。主力のシューズが前年並みの推移で、上期は「WAVE RIDER 18」がけん引役になった。コンプレッションアンダーの「バイオギア」は好調だという。穿きやすさ、柔らかさを追求した新モデルが9月にデビューしたが、立ち上がりは堅調である。

「RUN to ONE」は、オーダーという発想ではなく、「ターゲット別に商品をきちんと分けて提案することだ」(ミズノ ライフスタイルスポーツ事業部 事業企画部 ライフスタイルスポーツマーケティング課、小森敦夫 課長)と説明する。大体、5つくらいにセグメント――①速く走りたい、②レベルアップ、③完走したい、④ファンランナー向け、⑤パフォーマンスアップ(トレーニング目的)――し、目的別に分類したランニングシューズを提案する。

「以前はすそ野のランナーを広く取り込むことを考えていたが、多様化しているランナーのニーズに応えるため、ランニングシューズを新たにセグメントし直した」(小森 課長)。深掘りを進めようとしている。また、新しい販路の開拓も模索している。シューズチェーンなど、幅広いユーザーが訪れる“買い場”を検討中だ。