ミズノ ラケットビジネス
今春は105-106%と堅調に推移
update: 2015/08/04
硬式テニスも強化の方針
ソフトテニスの強化アイテムは、ラケットでは「ジスト」の「ゼロ」シリーズに力を入れる。9月に新製品を発売する予定。秋のインターハイを念頭に、“後衛”用のラケットを提案する。「ディープインパクト」シリーズでは今夏に新製品を投入している。
シューズも重要なアイテムの1つだ。アッパーのカラーが豊富になりテニスシューズ市場も様変わりした。「ウエーブ エクシード」でも黒・ブルー・白の3色カラーモデルがメーンになる。
硬式テニスではシューズを強化する。今秋末には、新モデルを投入予定だ。ラスト(木型)をより進化させて、フィット感を高めようとしている。また、伸び代が期待できる海外市場へも本格展開する計画だ。「ソフトテニスが好調なうちに、硬式も伸ばしたい」(コンペティションスポーツ事業部 事業企画部 ラケットスポーツ・武道・マルチスポーツ担当、森本智忠 専任次長)。
強みは「テニススクールを運営している点」(森本 次長)だ。場の提供により、また地域の専門店と協業しながら、効率良く物販を強化することができる。商品開発、スクール事業というサービス面、小売店との連携など、多面的な顧客開拓に力を入れる。