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ミズノ ラケットビジネス
成長株の卓球、アパレルが伸びたバドミントン

update: 2014/12/01

12月に発売した卓球の新作ラバー「GFシリーズ」

12月に発売した卓球の新作ラバー「GFシリーズ」

ミズノのラケットビジネス(テニス・バドミントン・卓球)が堅調に推移している。2014年度の上期実績は同ビジネス全体で102%と前年を上回った。中でもバドミントンが120%、卓球が105%とけん引役になった。

高齢者の参入が増加

ミズノのラケットビジネスの売上規模はおよそ60億円。種目別の売上推移はテニスがほぼ横ばい、バドミントンが120%、卓球が105%と好調だった。品目別では、シューズが104%とけん引役になった。アパレルが101%、ラケットなどエキップメントは102%だった。

健闘している卓球シューズの ハイエンドライン「ミズノ ウエーブドライブ」。 写真は新デザインモデル。

健闘している卓球シューズの
ハイエンドライン「ミズノ ウエーブドライブ」。
写真は新デザインモデル。

伸び代が大きいのは卓球だ。105%の実績の内訳はシューズが116%と2ケタ増。毎年、2ケタ増で伸び続けている好調アイテムである。トップゾーンの「ウエーブドライブエース」も伸びている。ボリュームゾーンの「ウエーブ カイザーブルク」(本体価格7,600円)もチームユースとしての人気も高い。レディスモデルが一般プレーヤーから支持を集めているようだ。体力がなくてもプレーしやすいため、高齢者を中心に愛好者が増えている卓球。そのため、卓球専用シューズの普及が追い付いていない状況だ。今後もシューズは好調が続くとみている。

ただ、卓球ウエアは価格競争にさらされている面がある。特にボリューム層向けのアパレルは競合が激しくなっているという。同社は日本代表ユニフォームを提供しており、レプリカウエアや同等のデザインアイテムは強みになっている。チームユースの「スペクトラ」シリーズも堅調だという。

12月に新作ラバーを発売

このほか卓球ビジネスでは、12月から「ラバー」の新作を発売する。“裏ラバー”の新作「GFシリーズ」で、10年ぶりにリニューアルしたという。スピードとスピンが向上する機能性を持つ。上代価格は4900円。事前の試打では選手や小売店の評価は高かった。ラバー市場は特定ブランドによる寡占化が続いているが、一定のシェアを確保することを目指している。

バドミントンはテニスとの共用モデルがあったアパレルで、専用ウエアを企画したことがプラスに働いた。また、シューズも115%と2ケタ増で伸びている。テニスは前年並みだったが、卓球とバドミントンはシューズとアパレルがけん引役になった。