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ミズノ 野球 ブランドアンバサダーズ ミーティング
新たに5人の選手が契約、総勢57人に
2013年シーズンは微増で推移

update: 2013/12/09

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ベースボールビジネスは堅調

「バット分科会」でバット職人の 久保田氏の作業を見守る 読売ジャイアンツの長野久義選手(右端)

「バット分科会」でバット職人の
久保田氏の作業を見守る
読売ジャイアンツの長野久義選手(右端)

参入ブランドが増え、競合激化が指摘されていた今シーズンのベースボール市場。ミズノは12月上旬までの途中経過で前年比100%強の微増で推移している。中でも「グラブがけん引役になった」(中上公二・ダイアモンドスポーツ事業部長)という。「ミズノプロ」を中心に硬式グラブが健闘し、2ケタ増の推移。ソフトボールを含む推移は106-107%と堅調だ。グラブシミュレーションシステムが稼働していなかった影響もあったが、その代わりに定番品がカバーした。

軟式も落ちておらず、今秋に投入した新製品も動き始めている。特に「グローバルエリート」が健闘している。「ミズノプロ」「グローバルエリート」の下の価格帯は苦戦傾向にあるという。

バットは軟式の「ビヨンドマックス」が引き続き好調を持続。スパイクシューズは埋め込み式の樹脂底タイプが主流を占めるようになってきた。「軽量ブームの影響もあり、革底スパイクの市場は縮小している」(中上事業部長)という。

アパレルについては、売れ筋価格帯が高いものと安いものとに二極化している傾向がある。パーソナルのトレーニングユースを想定した「ダイアモンドヒーロー」は10-11月ごろの天候不順の影響でマイナスに振れ、アウター系が伸び悩んだ。しかし、シリアスプレーヤー層向けの「ミズノプロ」はアウターも堅調だという。