ミズノが「ブレスサーモ」の新モデル
「ミズノ ブレスサーモ エブリ」を発売
update: 2012/09/10
ミズノが9月20日から、吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使用したデイリーアンダーウエア「ミズノ ブレスサーモ エブリ」を発売する。より日常生活に適した仕様で、上代価格も廉価に設定した。糸が吸湿して発熱する秋冬シーズン向け機能を持ったアンダーで、日常シーンに適した設計や縫製に改めた。
アウトドアで培ったノウハウを応用
同社の独自素材「ブレスサーモ」はアウトドア向けの機能素材として開発された。当初はトレッキングやウオーキングなどアウトドアシーンを中心に展開していたが、機能アンダー市場が成長し、着用シーンが日常にも広がってきた傾向を受けて、本格的にデイリーユースのモデルを開発するに至った。
生地は着心地が軽妙な軽量設計で、型崩れしにくい薄手タイプ。日常の重ね着でもかさばらない。吸湿発熱機能をはじめ、アンモニア(汗)の消臭機能、保温力、pHコントロール機能など様々な機能性を持つ。素材はポリエステルが91%、ブレスサーモが9%の混率。インドネシア、中国、タイで生産する。初年度1年間の売上目標は60万枚。
販路は全国のミズノ品取扱店や生活協同組合(生協)。GMS(量販店)やホームセンター、ドラッグストアなどでも販売する予定だ。上代価格はメンズ・レディスともに長袖シャツ・タイツが1,995円(いずれも税込み)。生協オリジナル品はメンズ・レディスともに長袖シャツ(レディスは7分丈)・タイツが1980円(同)。