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初心者ゴルファー向けの新フィッティングシステム
ミズノが「BODY FIT GOLF」シリーズをスタート

update: 2012/09/06

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ボリューム層のプレー喚起を狙う

専用のセンサーと手袋を使いスイングを計測する

専用のセンサーと手袋を使いスイングを計測する

計測機器は特別な専門知識がなくても扱えるため、専門のスタッフを配置する必要がなくなる。ユーザーは左手に専用のセンサーを付け、何度かボールを打つ。スイングは計測機器で解析され、各ゴルファーに適した“おもり”を表示する。シャフトの所定の位置に指定された重さのおもりを入れ、再度球を打ってスイングが安定したかどうか確認するという手筈だ。こうして各ゴルファーのスイングに適したクラブを販売する。従来の既製品では対応し切れなかった部分だ。

スイングが安定することでボールのミート率・方向性が向上・安定し、打球の精度が高まる。20-30代のゴルファーがゴルフを続けられない理由は「なかなか上達しない」ことだそうだが、このカスタムフィッティングで製作した自分用のクラブを使えばプレーの精度が高まり、ゴルフを続けるプレーヤーが増えてくる可能性がある。ボリューム層のプレーの喚起を狙った一面もある。

計測・販売するゴルフクラブはドライバー、フェアウエーウッド、ユーティリティ、アイアン。価格はオープンだが、それぞれ単品でドライバーが3万9900円前後、フェアウエーウッドが2万5200円前後、ユーティリティが1万9950円前後、アイアンが1万5750円前後(いずれも税込み)になる予定。アイアンは6本セットでも販売するし、1本からでも購入できる。