ゴールドウイン、ブリュードプロテイン採用のアパレル「The Earth Hoodie」を発売
update: 2022/10/21
ゴールドウインが10月21日から、「Brewed Protein™繊維」(ブリュードプロテイン)を採用したアパレル「The Earth Hoodie」(ジ・アース・フーディー)を発売する。主力ブランドの「ザ・ノース・フェイス」が「eYe JUNYA WATANABE MAN」と協業した企画だ。
「ザ・ノース・フェイス」ブランドが「eYe JUNYA WATANABE MAN」と協業
「Brewed Protein™繊維」(ブリュードプロテイン)は、ゴールドウインが出資するSpiber(スパイバー)社が開発した構造タンパク質。この素材を使用して、フリースを生産。フーディーに採用した。「ザ・ノース・フェイス」ブランドが「eYe JUNYA WATANABE MAN」と協業して企画した。「eYe JUNYA WATANABE MAN」は、デザイナーの渡辺淳弥氏が手掛ける「JUNYA WATANABE MAN」のセカンドラインだ。
今回の企画の背景には、環境保全を念頭に置いたマイクロプラスチックの影響を軽減する目的もあり、ゴールドウインとSpiber社が開発を進めてきたブリュードプロテイン繊維の製品化がある。着手から7年目でフリース素材の開発に至った。
協業企画の「The Earth Hoodie」(ジ・アース・フーディー)には、新たに開発したフリース素材が採用されている。シンプルでミニマルなデザインが特長だ。素材の組成は毛が61%、タンパク質繊維(ブリュードプロテイン)が27%、ナイロンが12%。上代は9万3,500円(税込み)。東京・渋谷の「THE NORTHE FACE STANDARD」で販売する。
同様の取り組みは2019年から本格化しており、同年にブリュードプロテイン繊維を使用したTシャツ、2020年にはセーターを企画・発売している。