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ミズノ、FINA承認の競泳水着「GX」シリーズの新モデルを発売

update: 2021/12/03

ミズノの競泳水着「GX」シリーズの新モデル。 左が「AG」、右が「SL」

ミズノの競泳水着「GX」シリーズの新モデル。
左が「AG」、右が「SL」

ミズノが12月24日から、FINA(国際水泳連盟)の承認を得た競泳水着「GX・SONIC NEO」(ジーエックス ソニック)の新モデルを発売する。バランス設計の「SL」と軽さや動きやすさを重視した「AG」の2タイプを開発した。

撥水性が向上、女性モデルは肩ストラップを柔らかく

同社の競泳水着「GX」シリーズは、水の抵抗が少なく推進効率の良いフラットな姿勢を追求した“フラットスイム”をコンセプトにしている。記録を狙うトップスイマーが主なユーザー層だ。

バランス設計の「SL」(ストリームライン)は、前モデルより生地の撥水性が向上したほか、動きやすい仕様に改められている。特に女性モデルでは、肩のストラップの柔らかさが従来品に比べ、約43%向上した。本体の布帛素材に高い撥水加工を施し、水中での軽量化も図っている。

軽さや動きやすさを重視した「AG」(オールジェネレーション)は、「GX・SONIC」シリーズの中で最軽量モデル。ジュニアからマスターズまで幅広いスイマーを対象にしている。身体のホールド感と着心地の良さのバランスを考慮した。女性モデルは「SL」同様、柔らかい肩ストラップを採用している。

価格は「SL」が男性モデル3万800円、女性モデル4万3,780円、「AG」が男性モデル2万8,600円、女性モデル4万700円(いずれも税込み)。来年1月から、大橋悠依選手や武良竜也選手などが着用する予定。販売目標は「SL」「AG」併せて1万枚の計画だ。