ゴールドウインの研究開発施設
「ゴールドウイン テック・ラボ」が本格始動
update: 2017/11/10
アーカイブを設置、開発の現場をガラス張りに
スポーツウエアを一貫した体制で開発できる点が最大のメリットであり特徴だが、もう1つの「テック・ラボ」の個性は、高い公開性──開発の現場をガラス張りにしていることだ。文字通り、研究・開発の現場をガラス越しに見ることができる。
一部、非公開の部分もあるが、「可能な限り、開発の現場をガラス張りにし、公開していこうと考えている」(渡辺副社長)。ミーティングやプレゼンテーションのスペースも設けてあり、販売スタッフの教育やVMD研修などの場としても活用する。
また、アーカイブも展示する。ゴールドウインの創業から現在に至るまでの経緯を、創業当時の看板や編機、各時代に製作したウエアなど実際の製品などを展示し、詳しく紹介している。小学生など一般の見学も受け入れる計画だ。