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ミズノ 山本睦朗 専務取締役
(国内営業全般、ライフスタイルスポーツ事業部、ライフスタイルチャネル営業本部、スポーツ施設サービス事業部、スポーツ施設サービス営業部、営業統括部)

「ウエルネス事業を本格的に拡大する基礎ができた」

update: 2015/05/07

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新規チャネルの開拓を重視

その答えが、ウエルネス事業だった。最初のステップとして、既存の製品で健康ニーズに合致するものを販売することから始めた。ウオーキングシューズや吸湿発熱素材「ブレスサーモ」の肌着などである。同時に健康ニーズを意識した新製品の開発にも力を入れていった。

営業面で重点的に進めていったのが、新規チャネルの開拓。新しい商材のため、既存のスポーツチャネルでは売れにくいと判断したためだ。既存の競技系商材と住み分けを図る側面もある。新しいビジネスとして育てていくために、新しい販路が必要だと考えた。

予想を上回る売れ行きの 「腰部骨盤ベルト」

予想を上回る売れ行きの
「腰部骨盤ベルト」

「当社が提案したいと考えている客層が訪れるであろうチャネル――シューズ専門店や衣料品店、ホームセンター、鍼灸整骨院、ドラッグストアなどを新規開発していきました。新規チャネルの現場からは、ニーズやヒントなど様々な情報をいただける。実際の売れ行きを目の当たりにすることで、そうした情報を新製品の開発に活用することができます」

リラクシングチェアで無理なく腹筋運動できる「じつは!腹筋くん」はTV通販などで安定した売り上げを続けているし、日常生活の中で腰の負担を軽減する「腰部骨盤ベルト」も当初計画の2倍の推移だという。