グリップインターナショナル
来春から新ブランド「HENRY Club」をスタート
“ゴルフもできる”ウエアを提案
update: 2018/10/02
グリップインターナショナル(神戸)が来春から、新ブランド「HENRY Club」(ヘンリークラブ)をスタートする。ゴルフウエアに軸足を置くが、ヨガやウオーキングなどゴルフのプレー以外のシーンでの着用も想定している。
5年後に5億円の売上計画
新ブランド「HENRY Club」はゴルフウエアに軸足を置くブランドだが、プレーに限定せず、ヨガやウオーキングなど、幅広い着用シーンを想定した企画・テイストが特徴。エンドユーザーの嗜好の変化を踏まえ、新しいゴルフウエアの企画を考えた。
主要な販路は百貨店のゴルフウエア売り場。既存のゴルフウエアとは異なるテイスト、切り口のスタイリングを提案する目的がある。プレーに軸足を置き、タウンウエアを意識した昨今のゴルフウエアの中で、ヨガやウオーキングなど、フィットネス感覚のテイストを持つゴルフウエア由来の新しいアパレルを提案することが狙いだ。
上代設定は、同社の既存ブランド「ヒールクリーク」(HC)より30-40%低めに設定した。新規顧客の開拓も視野に入れているが、HCの既存顧客にプラスアルファで購入してもらう構想もある。11月末にポップアップショップの展開を始め、ブランド認知を高める。本格的には来春から、直営店などにおいて常設売り場を展開する。5年後に5億円(上代ベース)の売上計画を立てている。将来的には、既存ブランドHCなどを併せた「ヒールクリークハウス」の新業態の展開も視野に入れる。