スポーツタカハシ
新本館が移転・リニューアルオープン
update: 2015/03/03
年間15億円の売上目標
旧本店と比較すると、新本店の面積は3分の2ほどに縮小したが、「商品ラインナップにメリハリをつけた」(石川統括主任)ため、効率性は高まっている。「地下1階のアスレフロアの構成が難しかった。(別館の)スケートボードパークには手応えを感じている。スケートボード愛好者の30代を取り込むという新しい挑戦だ」(高橋勝彦 代表取締役社長)。
年間売上高は約15億円を想定。比率が高まっているEコマース事業も強化する方針だ。「ここ3-4年は(2022年の)創業100周年を視野に、どう体制を強化するかをずっと思案していた。社内の若手3人をコア・メンバーに選び、新本店構想を極秘に推し進めてきた」(高橋社長)という。
勇気を持って、効率が高いとは言えないスケートボードパークを常設で展開する道を選んだ同社。この施設運営がうまく行けば、全国展開する構想もあるという。スケートボードパークは同社が契約するプロスケートボーダーの意見を取り入れている。実際に利用したプロボーダーも「滑りやすい」と評価が高かった。物販とコトの提供を融合させる試みをスタートさせた同社。エンドユーザーがどう反応、評価するのか興味深い。