アディダス ジャパン
アディダス パフォーマンスセンター大阪で
ランニングイベント「boost night runners」を開催
update: 2014/11/14
同社のアディダスマーケティング事業本部 Runningビジネスユニットの西脇大樹ブランドマーケティング シニアマネージャーは、「ランニング愛好者だけでなく、サッカー好きの方にも楽しんでもらえるように考えた」と同イベントの趣旨を説明する。サッカー日本代表ユニフォームの新しい使い方――ランニングウエアとして提案すること、シューズの新製品「BOOST」を体感してもらうことが具体的な目的だった。
社内コラボによる「サッカーとランニングの共同イベントは珍しい」(アディダスマーケティング事業本部 Football/Rugby/mi ビジネスユニット、石津大介カテゴリーマーケティング/ブランドマーケティング シニアマネージャー)という。ランニング競技の切り口と、サッカー競技の切り口と、「アディダス」ブランドの複数の見せ方、見え方を既存のファンに伝えようとする思いが垣間見える。
同社のサッカービジネスは好調だという。サッカーワールドカップが開催された今シーズン。今年4月の段階で、ワールドカップ関連の売り上げは、2002年の日韓大会と比べ約7倍に増えたという。一方、ランニングシューズの「BOOST」も好調に売れているようだ。サッカーとランニングカテゴリーは「オリジナルス」などと共に目下、同社が強化する種目に含まれている。また、錦織圭選手にシューズを提供しているテニスも強化分野だという。
今後も機会があれば、こうしたイベントを企画・開催していく方針。サッカー日本代表ユニフォームを手掛ける強みを生かし、様々なブランドの側面を発信する。