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アシックス
神戸マラソンへ向けて特別ランチを提供

update: 2012/11/22

ランナーの疲労回復を考慮した献立

ランナーの疲労回復を考慮した献立

アシックスは11月25日に開催される神戸マラソンを控え、同月15日、同社神戸本社で特別ランチを社員に提供するイベントを開催した。同社は神戸マラソンのオフィシャルスポンサーを務めており、出場ランナーのコンディション調整のためやマラソンを盛り上げる目的で実施された。

イベントには、地元企業で神戸マラソンに特別協賛している医療機器・試薬メーカーのシスメックス、栄養士で構成し社員食堂の運営などを通じて企業に食事のアドバイスするエームサービス(東京)、食品メーカーのキューピーが参画した。

中指の血流でヘモグロビンの量を計測

中指の血流でヘモグロビンの量を計測

シスメックスは、血液中の酸素を運搬するヘモグロビンの量を手軽に計測できる機器「ASTRIM SU」(アストリムSU)を披露。光を当てるだけで血中のヘモグロビン量がすぐに分かる。年齢や性別で平均のヘモグロビン量が異なるため、現在の体調チェックと食生活を改善する1つの指標になる。

エームサービスは、ランナーの疲労回復またはコンディションを整えることを目的に大会間近に食べる食事レシピを紹介した。実際に社員食堂でもその献立を提供していた。またキューピーは野菜から作った酢を提案。疲労回復が期待できる。

店頭や販促イベントに活用の可能性も

今回は神戸マラソンを対象にした限定的なイベントだったが、今後はランニングシューズを販売する上で、小売店や大会コースの現場において販促活動の一環として活用できる可能性もゼロではない。

同様のイベントを一般のランナー向けに、小売店の販促イベントや大会当日のブースなどで展開する手法はユーザーの関心を集めるには最適だ。今後の可能性を感じさせるイベントだった。