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堺市と(社)日本プロ野球選手会が野球体験イベント
(社)野球・ソフトボール活性化委員会が運営サポート

update: 2018/03/28

球活委員会が堺市、日本プロ野球選手会と 共同会見を開いた (左から球活委員会の久保田代表理事、 堺市の竹山市長、 日本プロ野球選手会の森事務局長)

球活委員会が堺市、日本プロ野球選手会と
共同会見を開いた
(左から球活委員会の久保田代表理事、
堺市の竹山市長、
日本プロ野球選手会の森事務局長)

(社)野球・ソフトボール活性化委員会(球活委員会)が3月26日、堺市と(社)日本プロ野球選手会と共同で会見し、今年12月に堺市を舞台に、未就学児を対象にした「野球体験イベント」を開催すると発表した。

未就学児の親子が対象

球活委員会は野球関連用品を手掛けるメーカー20社が昨年1月、野球・ソフトボールの活性化を目的に立ち上げた一般社団法人。オリジナル商品の制作・販売や、約1万人の親子をプロ野球の試合へ招待するなど、野球に関心を持ってもらうための活動を行ってきた。

今回、12月に開催される野球体験イベントは堺市と日本プロ野球選手会が主催し、球活委員会は運営をサポートする。球活委員会はスタッフを派遣し、当日のイベント運営をサポートする予定だ。

堺市役所で開かれた会見には、堺市の竹山修身市長、日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長、球活委員会の久保田憲史代表理事が出席した。竹山市長は「堺市からは多くのプロ野球選手を輩出している。野球の楽しさを体験できるイベントを堺市から始めてもらえることは嬉しいことだ」と語った。

今回のイベントの実現に至った経緯について、日本プロ野球選手会の森事務局長は「選手会では前から、野球離れを危惧する声があった。野球のすそ野を広げるための活動ができないかと模索していた。堺市にはイベントの主旨に賛同していただき、球活委員会のサポートもあって、実施することが決まった」と説明した。

球活委員会の久保田代表理事は、「イベントには親子で参加してほしい。柔らかいバットとボールを使用するので怪我の心配もない。キャッチボールにとどまらず、イベントではボールを打って走るという野球のプレーの基本も体験してほしい」と語った。

イベントは今年12月2日(日)に開催。参加対象者は堺市内に在住する5歳児。同市内の計6カ所で2部に分けて開催する。各会場50人ずつの定員で、計600人に体験してもらう計画だ。早ければ5月にも募集を開始する予定(堺市のスポーツ推進課が窓口)だ。