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ビクトリノックス・ジャパン、田中麻美子 代表取締役
日常シーンの提案を拡充

update: 2014/10/07

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「コンパニオン フォー ライフ」がブランド・テーマ

ブランドの歴史と当時の製品を紹介

ブランドの歴史と当時の製品を紹介

マルチツールなどから、アウトドアなど高機能性が求められるシーンをイメージしがちだが、昨今は「コンパニオン フォー ライフ」というブランド・テーマの下、日常シーンで気軽に使ってもらえるような提案も強化している。

「アパレルなどは以前、アウトドアのイメージが強かったと思いますが、今では日常でも着てもらえるような提案をしています。『コンパニオン フォー ライフ』というブランド・テーマの下、マルチツールなどは日ごろからキッチンの引き出しにも入れておいてほしい。防災品として東日本大震災以降、人気が高まりましたが、日常でも使いこなしてもらえればと思います」

アパレルは現在、英国人デザイナーのクリストファー・レイバーン氏が監修し、企画・デザインは米国で行っている。南米のピマ・コットンなど上質感、機能性を重視する。また、環境配慮型の素材を意識して採用しているという。

「時計などはセレクトショップでも扱ってもらっていますが、今後はアパレルも展開したいと考えています。また、子供たちにもマルチツールをもっと使ってほしい。欧米ではアウトドアやキャンプなどで、親子のコミュニケーション・ツールとして人気があります」