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デサントジャパン、アスレチックブランド 2018年シーズン
「デサント」ブランドを中心に1ケタ台前半の推移

update: 2018/12/27

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“シューズの強化”が今後の重点課題

「シューズの強化が重点課題」と語る 小川典利大取締役第1部門長

「シューズの強化が重点課題」と語る
小川典利大取締役第1部門長

今後は、「シューズの強化が重点課題」(デサントジャパン、小川典利大 取締役常務執行役員第1部門長)だ。昨年から、ホノルルマラソンへの協賛を始めたが、「ランニングビジネスを開拓する良いきっかけになる」(小川取締役)と考えている。少しでも、ファンに近付けるところで、ブランド発信を強化する構えだ。しかし、コアの競技分野は、引き続き強化していく姿勢に変わりはない。シューズの強化は、「これ(シューズ)があって初めて、ライフスタイル(市場)に波及できるからだ」(同)と考えている。

2019年春夏シーズンのアスレチック関連7ブランドの売上計画は、105%。「デサント」ブランドの計画は、114%。うち、アスレが118%、野球が109%、バレーボール・陸上が99%、シューズが105%の計画である。

「ルコック」の19年春夏シーズンの計画は、アパレル・アクセサリーが112%。シューズが118%。いずれも2ケタの増収を目指す。「アリーナ」は109%の計画。「アンブロ」はアパレルが105%、シューズが105%の計画で、底を打って増収に反転するシーズンに位置付ける。「スキンズ」の計画は、110%。「マーモット」は103%を計画している。好調な推移の「イノヴェイト」は112%の売上計画だ。