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ゼビオホールディングス、2020年3月期 第1四半期
微減収、減益に

update: 2019/08/14

ゼビオホールディングス、2020年3月期 第1四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングス、2020年3月期
第1四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングスの2020年3月期 第1四半期(4-6月)連結決算は、微減収減益となった。売上規模の大きい「一般競技スポーツ」「ゴルフ」が苦戦した。販管費率が増加し、売上高総利益率(粗利率)が低下した。

アウトドア関連が健闘

連結売上高は、607億9,600万円(0.9%減)の微減収。粗利率は40.9%(0.6ポイント減)と低下した。販管費率は34.7%(1.7ポイント増)と増加。その結果、営業利益が37億7,500万円(16.3%減)と減益に至った。経常利益も38億6,500万円(21.7%減)と減益となった。

ゼビオホールディングス、2020年3月期 第1四半期 部門別売上高(表2)

ゼビオホールディングス、2020年3月期
第1四半期 部門別売上高(表2)

部門別売上高は、主力の「一般競技スポーツ」が233億1,000万円(5.8%減)と苦戦した。サッカーワールドカップ需要の反動も影響した。「ゴルフ」は169億5,900万円(2.5%減)と伸び悩んだ。規模は小さいが、「アウトドア・その他」が92億4,300万円(8.7%増)と好調だった。タウンユース向け商品が堅調に推移した。「スポーツアパレル」は81億9,100万円(0.4%増)と微増収。「ウィンタースポーツ」は1億3,200万円(38.9%増)と増収だった(表2を参照)。

業態別の既存店売上高では、「ゼビオ」が96.6%。「ヴィクトリア」が95.2%と伸び悩んだ。期末の店舗数は、872店(出12、退7)。既存店への投資を優先したため、小型店舗の出店が主体になった。期末の総店舗面積は、19万6,718坪(1,045坪増)と拡大した。

通期の業績見通しは、連結売上高が2,459億6,900万円(6.2%増)、営業利益96億4,700万円(67.3%増)、経常利益99億4,500万円(47.9%増)、当期純利益36億7,100万円(94.8%増)。