TOP > イベントレポート > 大阪発のエンドユーザー向け体験型スポ...

大阪発のエンドユーザー向け体験型スポーツイベント「Ex-CROSS」
特別ゲストの鈴木大地スポーツ庁長官「“SOIP”でスポーツへの投資を促す」

update: 2019/03/07

「“SOIP”でスポーツへの投資を促す」と語る 鈴木大地スポーツ庁長官

「“SOIP”でスポーツへの投資を促す」と語る
鈴木大地スポーツ庁長官

大阪発のエンドユーザー向け体験型スポーツイベント「Ex-CROSS」(エクス-クロス)が過日の2月22-23日の2日間、大阪・梅田のグランフロント大阪周辺を会場に開催された。特別ゲストとして招待された鈴木大地スポーツ庁長官は、「『ワールドマスターズゲームズ2021関西』が開催されることもあり、関西におけるスポーツ産業の振興に期待したい」と語った。

「スポーツを見せる努力も必要」

同イベントは、大阪商工会議所が企画し、大阪に地盤を持つプロスポーツチームや大阪市で構成する「舞洲スポーツ振興事業推進協議会」と、関西経済連合会や大阪府、関西の企業が参画する「うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会」が主催した。

鈴木長官は、初日に開かれた「キックオフカンファレンス」に特別ゲストとして招かれた。中期的に、日本のスポーツ市場の規模を現状の5.5兆円から15兆円まで成長させるという方針を紹介した。

また、国が主体となったスポーツ振興策も紹介した。今後の成長分野として、国が掲げている分野の1つに「スポーツの成長産業化」があると説明。場や物、権利などをオープンにして、スポーツ関連産業への投資を促す「SOIP」(ソイップ=Sports Open Innovation Platform)という取り組みを進めているという。

「Ex-CROSS」は新しい競技や既存のスポーツが体験できるイベントだが、「これからは、スポーツ競技も“魅せる”努力が必要では?」と語り、エンドユーザーに関心を持ってもらうことが重要だと指摘した。