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ゼット ベースボール 2015年春夏シーズン
中学生向けに新ラインを立ち上げ

update: 2014/06/16

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新ライン「WinningRoad」のグラブ

新ライン「WinningRoad」のグラブ

ゼットは2015年春夏シーズンのベースボールブランド「ゼット」で、中学生プレーヤー向けの新ライン「WinningRoad」(ウイニングロード)を立ち上げる。中学校の新入生をメーンターゲットにした、プレーをサポートする用具を企画した。

競技者層のボトムアップを目指す

「ネオステイタス」

「ネオステイタス」

リニューアル元年になった2014年シーズンは、商品ラインナップや品番数を整理し、ブランドイメージを再構築した。ハイエンドモデルの「プロステイタス」を筆頭に、それに次ぐシリアスプレーヤーを対象にした新ライン「ネオステイタス」を新設。グラブ、スパイクシューズ、バットの各アイテムで強化品番を明確にした。

その結果、2014年度の「ゼット」ブランドは好調に推移。第4四半期(1-3月)は苦戦したが、概ね健闘したシーズンだった。小売店からの反応も良く、必要な商品に集約されたラインナップが功を奏したようだ。

新ラインの「WinningRoad」は、プレーの難度やスピードが格段に高くなる中学生が対象。特に小学校から進学してきたばかりの新入生がメーンターゲットで、体力が十分ではない彼らのプレーをサポートすることが最大の目的であり、機能の訴求ポイントだ。

早い打球に対応し、手首を保護する仕様のグラブ、球速に負けないバットをそれぞれ開発した。またスパイクシューズに慣れていない新入生を考慮。軽量でスパイクの歯が地面から抜けやすくしたシューズを企画した。「見て分かりやすいこと」を重視したという。高校野球へと続くジュニアプレーヤーを強化することで、競技者層のボトムアップを目指す。