ミズノ、関連3社と「空飛ぶクルマの乗員用座席」を共同開発
update: 2020/04/08
「ミズノウエーブ」を搭載した
スポーツシューズ
ミズノと関連3社──ジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン（株）＝JSSJ、有志団体CARTIVATOR、（株）SkyDriveと共同で、CARTIVATORとSkyDriveが開発を進める「空飛ぶクルマ」の乗員用座席の性能確認試験をスタートした。2023年の実用化を目指している。
「ミズノウエーブ」の機能性を応用
2023年の販売開始を目指し、CARTIVATORとSkyDriveが開発を進める「空飛ぶクルマ」。シートベルトやエアバックなどを開発するJSSJと、ミズノのクッション性と安定性を両立したシューズ向けの機能プレート「ミズノウエーブ」を応用し、乗員用座席を開発することになった。
ミズノの技術を採用した
座席の下部分
その乗員を保護する機能を搭載した専用の座席の試験が先月3月からスタートしている。「ミズノウエーブ」の技術を応用した緩衝装置は座席の下に配置されている。構造を簡略化し、軽量化しやすいという利点がある。
今年3月に実施された性能確認試験では、設計通りの性能を発揮できることが分かったという。一般的な航空機用の座席より、上院の腰椎への負担を低く抑える可能性がることも判明した。
