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帝人フロンティア 機能素材展 2015年秋冬
高密度織物「デルタ®2000」を新たに展開

update: 2014/06/12

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15年秋冬は「ヒートエナジー®」が主力提案素材

「ヒートエナジー<sup>®</sup>」の提案。 タウンにも着られる天然素材テイストが特徴

「ヒートエナジー®」の提案。
タウンにも着られる天然素材テイストが特徴

15年秋冬シーズンの主力提案素材は「ヒートエナジー®」。蓄熱・軽量保温・吸湿発熱という秋冬シーズンに欠かせなくなった機能性を提案する。蓄熱は「オプトセンサー®」、軽量保温は「オクタ®」、吸湿発熱は「サンバーナー®」の各素材を軸にする。

昨今のスポーツ市場では、汎用性の高いタウンユースも可能な素材、ウエアの需要が高まっていると分析。テイストは1990年代のスポーツトレンドで、実用性や着心地が重要な訴求点だという。

今回の提案でも、ポリエステル(PE)を100%使用しながら、より風合いを天然素材へ近付けた企画に力を入れた。スポーツウエアが一般のファッション・カジュアルウエアの領域に拡大しており、新しい需要を掘り起こせる可能性がある。また、カジュアルウエアの分野では機能性素材の採用が増えることも期待できる。現に、汗じみが目立ちにくいPE撥水糸を使用した生地「デュアルファイン®」は、一般ウエアからの引き合いが増えているという。