TOP > 企業レポート > ホグロフスジャパン――イメージチェンジ...

ホグロフスジャパン――イメージチェンジの2013年
コアなアウトドア愛好者がターゲット

update: 2012/12/27

< 前のページへ1ページ2ページ

専門店中心にファンを開拓

アウトドアのイメージを強める(「ホグロフス原宿」)

アウトドアのイメージを強める(「ホグロフス原宿」)

主力販路は登山・アウトドア専門店。ICI石井や好日山荘、さかいやスポーツ、アートスポーツ、エルブレス、ロッジなど、シリアス層を含むアウトドア愛好者を顧客に持つ専門店が中心だ。百貨店は小田急ハルクと阪急百貨店うめだ本店の「イングス」。東京・原宿などに展開する直営路面店のブランドショップを頂点に据え、2番手には小売店のショップインショップやコーナー売り場、裾野にはアウトドア専門店を位置付ける。量販店やショッピングモールなどボリューム市場へは展開しない。

対象にする市場・販路の裾野をアウトドア専門店で区切っているという点が、“専門性”を重視する同ブランドの方針を明確にしている。

今後は新規開拓・出店を急がず、店頭MD(マーチャンダイジング)を強化する。前述したアウトドアブランドとしてのイメージ発信を進め、点から線へ顧客の認知度を広めていく。高機能・高品質のため、高額品が多い同ブランド。クリニックを開くなど販促面も強化する。契約する登山ガイドとともに、エンドユーザーへ向けたイベントも企画する。