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ミズノのラケットスポーツビジネス
オリンピック効果でバドミントンと卓球が好調

update: 2016/10/19

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オリンピック効果が表れた。 写真は日本代表ウエア

オリンピック効果が表れた。
写真は日本代表ウエア

ミズノのラケットスポーツビジネスにおいて、先のブラジル・リオデジャネイロで開催されたオリンピック効果もあり、バドミントンと卓球が好調だ。今上期はバドミントンが105%強、卓球は115%を超える推移だという。

メダリスト使用の製品が認知上げる

バドミントンでは奥原希望選手がミズノ社製のラケットを使用し、銅メダルを獲得した。また髙橋・松友ペアが同社製のシューズを着用し、金メダルを獲得した。卓球では日本代表選手が同社製のウエアやシューズを着用し、メダル獲得という結果を出した。通常、日本代表ウエアのレプリカ販売を除き、オリンピック効果は実売に反映されにくいというのがスポーツ業界の共通認識だが、今回は異なる結果となった。

同社のラケットスポーツはテニス・ソフトテニス・バドミントン・卓球の4種目で構成する。同ビジネスの上期は、バドミントンと卓球の貢献で105%と堅調な推移だった。バドミントンラケットの奥原モデルは完売。卓球ではラケットの動きが良かったという。