住友ゴム工業、2024年12月期 第2四半期 「スポーツ」事業──増収増益に
update: 2024/08/08
住友ゴム工業の2024年12月期 第2四半期(1-6月)の 「スポーツ」事業は、増収増益を達成した。売上収益および事業利益が過去最高額を更新した。「ゴルフ用品事業」が日本や北米、欧州で増収となった。
ゴルフ用品事業が好調、テニスは日本で健闘
「スポーツ」事業の売上収益は、715億7,300万円(5.0%増)と増収を達成した。ゴルフ用品が日本、北米、欧州で好調に推移した。韓国市場は苦戦した。主力のゴルフクラブ「ゼクシオ」の新モデル「ゼクシオ13」がけん引役になった。テニス用品は市況の悪化が影響し、欧州が苦戦。売上収益は前年同期比を下回った。ウェルネス事業は、値上げ効果もあり増収となった。
事業利益は69億6,600万円(8.3%増)と増益に至った。地域別の売上収益では、「日本」が198億円(4.8%増)と健闘した。「北米」が236億円(9.3%増)と好調な推移。「欧州」も119億円(5.3%増)と堅調だった。「アジア」は136億円(2.2%減)と伸び悩んだ。
通期(2024年12月期)では、「スポーツ事業」の売上収益が1,325億円(4.7%増)、事業利益100億円(19.4%減)の増収減益を計画している。