ヒマラヤ、2024年8月期 第3四半期 連結決算──減収減益に
update: 2024/07/16
ヒマラヤの2024年8月期第3四半期(9-5月)の連結決算は減収減益に至った。主力の「一般スポーツ」は堅調な推移だったが、ゴルフやアウトドアがコロナ禍の特需の反動もあり苦戦した。
ゴルフ、アウトドアが苦戦
連結の売上高は431億4,600万円(4.7%減)。売上総利益率(粗利率)は、35.0%(0.6ポイント減)と低下した。販管費率が増加した影響もあり、営業利益は1億6,600万円(87.1%減)と大きく落ち込んだ。経常利益も2億5,300万円(81.6%減)の減益に至った。
商品別の売上高は、主力の「一般スポーツ」が266億1,600万円(0.4%増)とほぼ前年並み。「ゴルフ」は75億7,100万円(4.0%減)と苦戦した。「アウトドア」も62億1,300万円(19.0%減)で、2ケタの減収に至った。
第3四半期の苦戦を受けて、通期の業績予想を下方修正している。連結売上高は31億4,000万円減の580億円、営業利益は10億円減の2億円、経常利益は10億円減の4億円で、減収減益の見通しだ。