住友ゴム工業、「スポーツ事業」 2022年12月期 第2四半期
2ケタの増収増益に
update: 2022/08/16
住友ゴム工業、2022年12月期
第2四半期「スポーツ事業」（表1）
住友ゴム工業の「スポーツ」事業の2022年12月期第2四半期（1－6月）業績は、2ケタの増収増益を達成した。主力のゴルフビジネスをはじめ、テニスカテゴリーも増収を達成した。ウェルネス事業も健闘した。
当初予測を上回る
「スポーツ事業」の売上収益は、615億3,300万円（19.6％増）と2ケタの増収を達成した。第1四半期終了点における予測値の590億円を上回った。事業利益は62億1,000万円（12.5％増）で2ケタの増益となった。第1四半期終了点における予測値の60億円を上回った。
主力のゴルフ用品は、世界規模で増えている需要の影響による部材不足も発生したが、主要都市を中心に売り上げを伸ばして、売上高は前年同期比を上回った。ゴルフ場の利用者数の増加も追い風になった。
テニス用品はゴルフ用品と同じく、売上高が前年同期比を上回った。ウェルネス事業はコロナ禍の影響で緩やかな回復だったが、同じく前年同期比を上回った。
通期の業績は、売上収益が1,155億円（13.9%増）で2ケタの増収を計画している。当初予測の1,075億円を上方修正している。事業利益は80億円（7.0％減）で、当初予測を据え置いている。
