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アシックス「オニツカタイガー」
西日本の旗艦店を大阪・心斎橋にオープン

update: 2015/12/25

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西日本のフラッグシップに位置付ける 「オニツカタイガー大阪心斎橋」

西日本のフラッグシップに位置付ける
「オニツカタイガー大阪心斎橋」

アシックスは12月23日、「オニツカタイガー」ブランドの西日本における路面旗艦店「OnitsukaTiger大阪心斎橋」を大阪・心斎橋にオープンした。心斎橋筋商店街に面した一角で、真向かいに大丸心斎橋店がある一等地だ。店装も渋谷店に次いで2店目の新しいデザインを採用している。

ブランドイメージの確立に手応え

1階フロアの全景

1階フロアの全景

「オニツカタイガー」は過去5年間、東京を中心にブランド観の発信と創出に力を入れてきた。そのブランド発信について、「ようやくほかのスニーカーブランドとは違う存在として知られるようになった」(アシックスジャパン、庄田良二 取締役ライフスタイル事業部長)と一定の成果が得られたと判断。今回の西日本のフラッグシップ出店に至った。

「OnitsukaTiger大阪心斎橋」は、大阪・ミナミの目抜き通り、心斎橋筋商店街に面した場所にある。大丸心斎橋店の真正面で、周辺にはファストファッションや有力SPA企業の路面店のほか、「ナイキ」「アディダス」「プーマ」「アンダーアーマー」といった外資系スポーツブランドの直営路面店舗も出店している。幅広い年齢層が訪れるほか、アジアを中心としたインバウンド客も多い地区だ。

2階フロア。中央にソファーを配し、 陳列数を減らして世界観の演出に気を使っている

2階フロア。中央にソファーを配し、
陳列数を減らして世界観の演出に気を使っている


以前、同地区内の別の場所に店舗を構えていた「オニツカタイガー」だが、より集客力の高い場所へ新たに出店し直した。店舗のデザインも、渋谷店と同じ“オレンジ”色のタイガー柄を採用するなど、最新のブランド観を採り入れている。常時、ソファーの色を替えるなど、マイナーチェンジを進めているという。店舗の売り場面積は約60坪で、表参道店と同規模。2フロア構造で、商品はフルラインナップ。1階は今シーズンの新作シューズ・アパレルを展開するほか、2階では日本製の商品・「アンドレア・ポンピリオ」との協業品を中心に品揃えする。