デサントの新業態
「デサントブラン」が関西初出店
ショップインショップ形態1号店
update: 2015/11/27
デサントのアスレチックブランド「デサント」の新業態「DESCENTE BLANC(デサントブラン)」が関西初出店した。11月19日に開業した複合商業施設「ららぽーとEXPOCITY」内にオープンした。東京・代官山、福岡の既存店舗はいずれも路面店舗だったため、ショップインショップ形態1号店でもある。
汎用性意識した「デサントポーズ」が売れ筋に
内装など店舗の造りは既存店を踏襲している。“モノが空間から見える”がコンセプトで、天井から垂らしたワイヤーにアウターなどの商材を吊るし、立体的な配置にした。展開ブランドは「デサント」がメーンで、ファッション性・デザイン性を採り入れた「オルテライン」のほか、汎用性を意識した新カテゴリーの「デサントポーズ」、シューズブランドの「イノヴェイト」、セレクト商材も取り揃えた。
店舗面積は140㎡。商品構成は「オルテライン」が50%、「デサントポーズ」が30%、残りが20%。30代を中心に、20-40代の機能性と感度を求める客層をターゲットにする。代官山店は開業後、計画対比で110%と好調な推移だ。セレクトショップやメディア報道で来店する顧客が半数を占める。
汎用性を意識した「デサントポーズ」が売れ筋だという。フルシームのジャケット(4万5,000円)やパンツ(3万円)、ウオッシャブルのメリノウールTシャツ(9,500円)など、「機能性とデザイン性を両立させた点が支持を集めている」(デサント、伊藤隆明 リテール部長)ようだ(上代はいずれも本体価格)。