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アルペン 今春、東京・新宿に国内最大規模の旗艦店「Alpen TOKYO」をオープン

update: 2022/01/21

「Alpen TOKYO」の外観イメージ

「Alpen TOKYO」の外観イメージ

スポーツ小売店のアルペンが今春をめどに、東京・新宿へ国内最大規模の旗艦店「Alpen TOKYO」をオープンする。同社が展開する3つのスポーツ業態を集積した総合スポーツ専門店になる予定。創業50年を機に、新しい挑戦としてフラッグシップショップを開発する。

アスレチック、アウトドア、ゴルフを集積

旗艦店舗「Alpen TOKYO」は、東京・新宿の「ユニカビル」(東京都新宿区新宿3丁目)の地上8階、地下2階の計10フロアに出店する計画だ。新宿駅東口から徒歩1分という好立地である。総延床面積は3,721坪(約1万2,280㎡)で、「スポーツデポ」「アルペンアウトドアーズ」「ゴルフ5」というスポーツ業態のフラッグシップを集積する。

今回、旗艦店舗を出店する背景には、人口密集エリアである首都圏において「スポーツの価値が更に高まっている」という同社の分析がある。コロナ禍をきっかけに健康を意識しスポーツに取り組むユーザーが増えたこと、密を避けられる種目としてキャンプやゴルフが注目されたことなどに着目した。

加えて東京エリアのスポーツ専門店には、十分な売り場面積とスポーツの世界観をしっかり表現できるスペースが不足しているという認識もあった。また、既存店の多くが郊外型立地で、首都圏のエンドユーザーの取り込みが不十分という面もあったようだ。

旗艦店舗「Alpen TOKYO」では、スポーツ(アスレチック)・アウトドア・ゴルフを主軸に売り場を構成する。来店客層はエントリー層からシリアス層まで、幅広いスポーツ愛好家を想定している。ECサイトとの連動も意識して、OMO(Online merges with offline)の拠点としても活用する計画だ。