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ゴルフウエア 2015年秋冬シーズンの傾向を見る(上)
カジュアル化がさらに色濃く

update: 2015/03/30

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明色系、プリント柄の全盛期

「ブラック&ホワイト」の「ブルーレーベル」。 大胆な色目とデザイン性も増えてきた

「ブラック&ホワイト」の「ブルーレーベル」。
大胆な色目とデザイン性も増えてきた

15年秋冬シーズンもこうした傾向は続いている。円安の影響で高価格帯や新アイテムを中心に5-10%程度の上代価格の値上げは見られるが、タウンユース=汎用性を意識した企画、デザインはスポーツメーカーからアパレルメーカーまで広く浸透している。競合が激しい市場のため、各ブランドでは差別化・住み分けのために、カジュアル感を取り入れてはいるが、その世界観を表現することを重視している。

ここ2-3シーズンはリゾートテイストが春夏の定番になっている。秋冬はやや地味なトーンになるが、明色系やプリント柄など、よりファッション性を盛り込んだゴルフウエアは主流である。

特にレディスでは秋冬といえども、ビビッドカラーを積極的に使用するブランドも少なくない(元々、そういったコンセプトのブランドであるケースもあるが)。百貨店を主販路にするブランド、ゴルフ専門店や量販店を主力にするブランドなど様々だが、共通した傾向や特徴をまとめてみる。(続く)