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『マーケット分析』
「ゴルフウエア市場 vol.4」 シーンの“次”を模索する

update: 2011/04/25

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「タウンライン」をスタートさせた「アルチビオ」

「アルチビオ」の「タウンライン」も徐々に増えつつある

「アルチビオ」の「タウンライン」も徐々に増えつつある

「アルチビオ」の「タウンライン」も徐々に増えつつある

レディス「ピッコーネクラブ」の妹ブランド「アルチビオ」で今年春から「タウンライン」をスタートした。全体の10%ほどの比率で、店頭でまとまって発信できているショップはまだ少ない。今春、大阪・梅田の商業施設「ハービスエント」内にオープンした直営店では、店内のおよそ半分のスペースを割いて展開している。

「アルチビオ」の特徴はその華やかな色使い。20代のマインドで仕上げたデザインは、ミセス層を対象にする落ち着いた色調の「ピッコーネ」とうまく住み分けている。昨今の定番スタイルであるレイヤード(コンプレッションアンダーと半袖ポロの重ね着)と異なり、色の組み合わせを個性にしているブランドだ。直営店の立地が高感度ファッションを扱う「ハービスエント」ということもあるので、タウンラインが多めにラインナップされている。地震が発生する3月11日までは好調に推移していた。

来店客の年齢層は幅広い。メンズと異なり、ヤングマインドのウエアを着こなせる女性客が多いということなのだろう。