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ジョン・ソルハイム社長に聞く――ピン ゴルフ ジャパンの新たな挑戦
来秋からアパレルラインをスタート

update: 2013/12/16

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アパレルもギアの1つに位置付け

得意とする競技志向ゴルファーの琴線に触れるアパレルを提供することが最大の目的。そのため、アパレルもクラブ同様、“ギア”(用具)に位置付けている。プレー中のエネルギーの消耗を抑えることが企画・開発のコンセプトであり、アパレルを提供する目的でもある。しかし日本市場において、既存のゴルフウエアブランドは多数、存在する。競技系ブランドのウエアも数多く、競争が激しいことも事実だ。どうやって他社と差別化し、独自性を発揮するのか。

4つのコンセプトに基づき新しいゴルフウエアを提案

4つのコンセプトに基づき新しいゴルフウエアを提案

「日本のユーザーは、高品質で機能性がありデザインも優れたウエアを求めています。そこで、我々は少し変わった戦略を採ろうと考えています。4つのコンセプトでアパレルの良さをアピールする方法です。1つ目が『ファンクション』=プレーのしやすさ、2つ目が『バーサティリティー』=汎用性、3つ目が『デュラブル』=耐久性、そして4つ目が『エコ フレンドリー』=環境に優しいこと、です」

アパレルにはこの4つの単語の頭文字をあしらったロゴがリフレクター(再帰反射)としてプリントされており、アイコンの役目も果たす。生産は中国だが、機能素材「ポーラテック」を採用したフリースや、メリノウール100%のアンダーウエアなど、4つのコンセプトに沿ったアイテムを企画・開発している。

「欧米では、環境保全に対する意識が高まっています。当社の米国のクラブ工場はISO14001の認証を取得しています。アパレルも同様に、環境保全の意識を持って企画していきたい」