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ヒマラヤ、2021年8月期 第2四半期
増収、黒字を回復

update: 2021/04/13

ヒマラヤ、2021年8月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤ、2021年8月期
第2四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤの2021年8月期 第2四半期(9-2月)連結決算は、アウトドアやゴルフ、ウインターが好調だったことに加え、在庫・経費のコントロールがうまく行き、増収となった。損益面では、前年同期の損失計上から黒字回復を果たした。

アウトドア、ゴルフ、ウインターが健闘

連結の売上高は306億200万円(4.1%増)と堅調な推移だった。在庫のコントロールにより、売上総利益率(粗利率)が35.3%(2.3ポイント増)と改善した。販管費率も32.5%(2.3ポイント減)と低下した。

ヒマラヤ、2021年8月期 第2四半期 商品別売上高(表2)

ヒマラヤ、2021年8月期
第2四半期 商品別売上高(表2)

営業利益は8億5,200万円(前期は5億4,900万円の営業損失)と黒字を回復した。経常利益は9億5,300万円(前期は4億8,100万円の経常損失)。四半期利益は5億7,800万円(前期は3億8,600万円の四半期損失)だった(表1を参照)。

商品別の売上高では、「スキー・スノーボード」のウインター関連が24億500万円(21.3%増)と健闘した。「ゴルフ」は47億8,600万円(1.7%増)。「アウトドア」が60億4,600万円(24.6%増)と好調な推移だった。主力の「一般スポーツ」は173億6,400万円(2.8%減)。「一般スポーツ」を除く全カテゴリーで計画を達成した(表2を参照)。

期末の店舗数は99店(4減=「ヒマラヤ」業態が4店、新業態が1店)。既存店ベースの売上高は、10月度が13.1%増、11-12月が2ケタ近い増収と健闘した。9月と1月は5%近く落ち込んだが、2月度は1.0%減とほぼ前年並みを確保した。

通期の業績見通しに変更はない。売上高610億円(5.7%増)、営業利益13億7,000万円、経常利益15億円、当期純利益9億円を計画している。