TOP > 財務分析レポート > 国内上場スポーツ企業、業績レビュー① ...

国内上場スポーツ企業、業績レビュー① アシックス
通期は2ケタの減収、損失計上の見通し

update: 2021/02/01

< 前のページへ1ページ2ページ

長引くコロナ禍の影響を考慮

アシックス、2019年12月期 財務数値一覧(表3)

アシックス、2019年12月期
財務数値一覧(表3)

通期の業績見通しは、前回公表の数値を上方修正している。連結売上高3,200億円(15.4%減)、営業損失60億円(前期は106億円の営業利益)、経常損失90億円(同101億円の経常利益)、当期純損失170億円(同70億円の当期純利益)の計画だ。

第4四半期(10-12月)は例年、セールや在庫処分などもあり、利益が出にくい期間。加えて、欧州を始めとする世界各地でコロナが再び猛威を振るい始めており、結果として通期では赤字になると予想した。