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アディダス、
国際宇宙ステーション(ISS)米国国立研究所とパートナーシップを締結

update: 2019/11/20

アディダスがスポーツブランで 初めてISS米国国立研究所と パートナーシップを締結

アディダスがスポーツブランで
初めてISS米国国立研究所と
パートナーシップを締結

アディダスが国際宇宙ステーション(ISS)米国国立研究所と、製品開発を目的としたパートナーシップを締結した。“製品のイノベーション・サステナビリティの限界を追求し、アスリートのパフォーマンス向上に貢献する”ことが主な活動内容で、複数年にわたるパートナーシップ締結となる。

スポーツブランドでは初の試み

今年10月、ISSで行った サッカーボールの実験の様子

今年10月、ISSで行った
サッカーボールの実験の様子

ISS米国国立研究所とパートナーシップを締結したのは、スポーツメーカーではアディダス社が初めてだ。すでに去る2019年10月、ISSの協力の下、宇宙空間でサッカーボールの飛行性能テストを実施している。

今後は、2020年初頭のテストを目指し、NASA(アメリカ航空宇宙局)が契約する「Space X」貨物ミッションを介し、同社のミッドソールテクノロジー「BOOST」を、宇宙空間のISSへ輸送する計画だ。ISSでは、「BOOST」のテストが対象になる。

「BOOST」素材の実験装置

「BOOST」素材の実験装置


宇宙空間で様々な大きさの粒子実験を行い、新しいイノベーションの可能性を探る構えだ。“製品のイノベーション・サステナビリティの限界を追求し、アスリートのパフォーマンス向上に貢献する”目的の実現を目指す。