キャロウェイゴルフカンパニー、2018年12月期 第1四半期
全カテゴリーで増収、増益を達成
update: 2018/05/18
ゴルフメーカーのキャロウェイゴルフカンパニーの2018年12月期第1四半期(1-3月)は、全カテゴリーで増収したこともあり、増益を達成した。営業収益は4億300万米ドル(約427億1,800万円、1米ドル=106円で換算)、30.8%増とたいへん好調な推移だった。
日本市場、および“アイアン”が高い伸びを示す
営業利益は8,500万米ドル(約90億1,000万円、同)、93.2%増と好調な推移だった。「エピック」に続くクラブ(ウッドおよびアイアン)の「ローグ」(Rogue)が健闘したようだ(表1を参照)。
米国市場では2ケタ増の推移だった。アジア地域においては、特に日本ディビジョンが健闘したようだ。現地通貨ベースで売上高が41.8%増と好調な推移だった。また、TSIホールディングスとライセンス展開するアパレル事業も好調だったという。欧州も現地通貨ベースで堅調な推移だった(表2を参照)。
通期では、引き続き増収を計画している。財務面では、売上高総利益率(粗利率)が49.7%(2.0%増)と好調に推移したほか、販管費率が28.3%(5.1%減)と低下したことで、大幅な収益改善につながった。