TOP > 財務分析レポート > プーマ、2018年12月期 第1四半期 全カ...

プーマ、2018年12月期 第1四半期
全カテゴリーでプラス成長、増収・増益に

update: 2018/04/27

プーマ、2018年12月期 第1四半期 財務諸表(表1)

プーマ、2018年12月期
第1四半期 財務諸表(表1)

プーマ(PUMA)社の2018年12月期第1四半期(1-3月)決算は、全地域・全カテゴリーでプラス成長し、増収・増益を達成した。地域別では、日本を含む「Asia/Pacific」(アジア・太平洋)が、部門別では、「Footwear」(フットウエア)がけん引役になった。

アジア・太平洋、シューズがけん引役に

連結売上高は、11億3,100万ユーロ(約1,470億3,000万円、1ユーロ=130円で換算)、12.5%増と2ケタの増収だった。売上高総利益率は48.2%(1.1ポイント増)と改善した。販管費率が下がったこともあり、利益面が大幅に改善した。

営業利益(EBIT)は、1億1,200万ユーロ(約145億6,000万円、同)、59.9%増。税引前利益は、1億100万ユーロ(約131億3,000万円、同)、43.7%増と高い伸びだった。四半期利益も、6,700万ユーロ(約87億1,000万円、同)、35.8%増と好調に推移した(表1を参照)。

プーマ、2018年12月期 第1四半期 地域別・部門別売上高(表2)

プーマ、2018年12月期
第1四半期 地域別・部門別売上高(表2)

地域別売上高は、主力の「EMEA」(欧州・中東・アフリカ)が4億8,000万ユーロ(約624億円、同)、15.9%増と好調に推移した。「Americas」(米州)はほぼ横ばいの3億4,700万ユーロで、0.4%増。「Asia/Pacific」が3億200万ユーロ(約392億6,000万円、同)、24.1%増と健闘した。

部門別の売上高では、主力の「Footwear」が5億8,000万ユーロ(約754億円、同)、16.3%増と2ケタ増を達成した。「Apparel」(アパレル)も3億6,400万ユーロ(約473億2,000万円、同)、11.6%増と健闘した(表2を参照)。