アシックス,ダンロップスポーツ,adidas Group,PUMA,UNDER ARMOUR,inc
スポーツ主要5社 2016年12月期 第2四半期(上)
各社で業績に格差が表れる
update: 2016/08/29
国内外の主要スポーツ5社の2016年12月期第2四半期の連結決算は、各社で業績に格差が出た。外資系2社が増収を達成したが、国内2社は減収だった。増益を達成したのは、国内1社と外資系2社で、まだら模様の結果になった。
アシックス、米州の苦戦と為替がマイナス要因に
国内ではアシックス、ダンロップスポーツの2社、海外ではadidas Group(アディダス グループ)、PUMA(プーマ)、UNDER ARMOUR,inc(アンダーアーマー)の3社が対象。adidasとPUMAが増収増益を達成した。
アシックスは米州の苦戦と為替がマイナス要因になり、減収減益に至った。国内およびアジア地域は堅調な推移だった。今までは欧州および米州が収益の柱になってきたが、アジアの成長も徐々に加速してきた。
また、売上規模はまだ小さいが、「オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」が好調な推移だ。中でも「アシックスタイガー」は順調に成長しており、第2四半期では売上高106億7,600万円(55.6%増)と大きく伸ばした。