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エスエスケイ「ヒュンメル」
チームビジネスがけん引役に
今春から、バスケットボールビジネスを開始

update: 2018/01/23

けん引役になっているチームオーダー 「オンリーヒュンメル」

けん引役になっているチームオーダー
「オンリーヒュンメル」

エスエスケイがライセンス展開するアスレチックブランド「ヒュンメル」は、チームウエアの「オンリーヒュンメル」がけん引役になり、上期(2017年7月-2018年1月)は前年同期比103%で着地した模様だ。スポーツチェーン店の売上減をチームビジネスがフォローした形で、今春からは主力のサッカーに加え、新たに展開するバスケットボールもスタートする。

上期は103%の推移

「ヒュンメル」の上期(エスエスケイの決算期が7月のため、8-1月の半期)は103%(速報値、シューズを除く)の推移。「オンリーヒュンメル」などチーム需要がけん引役になった。スポーツチェーン店の平場──パーソナルユースが主体のトレーニングウエア類が苦戦したが、チームウエアが下支えした。

チームウエアのニーズと取り込んでいる「オンリーヒュンメル」は強化ポイントの1つで、着実に結果が出ている。発色が良く、デザインの幅も広い昇華プリントのウエアが支持を集めている。

新たに展開、強化を図る バスケットボールカテゴリー

新たに展開、強化を図る
バスケットボールカテゴリー

昨年7月にプロバスケットボール「Bリーグ」の1チーム、京都ハンナリーズと2年間のオフィシャルユニフォーム契約を交わしたこともあり、今年3月から、バスケットボールのチームウエアも展開し始める。新しい市場の開拓につながる可能性がある。

今年、開催されるサッカーワールドカップ関連では、デンマーク代表チームが「ヒュンメル」ブランドを着用する予定。本国の「ヒュンメル」社が製作したレプリカユニフォームを輸入・販売する計画である。

新しい試みとしては、レディスの汎用性があるライフスタイル系ウエアの強化がある。今年4月末とめどに、東京・日本橋へレディス向けのショップを開設する予定。北欧テイストのウエアを差別化のポイントにするという。