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三井物産アイ・ファッション 機能素材展
「PERTEX®」「PRIMALOFT®」

update: 2017/10/10

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「PERTEX®」はブランドのロゴを リニューアルした

「PERTEX®」はブランドのロゴを
リニューアルした

三井物産アイ・ファッションが展開する機能素材「PERTEX®」(パーテックス)と「PRIMALOFT®」(プリマロフト)を主体にした展示会が開催された。主力素材の「PERTEX®」では、ブランドのロゴをリニューアルし、それに合わせて展開カテゴリーも一新した。一方、「PRIMALOFT®」も大きく3つのカテゴリーに分け、分かりやすさ・ブランド認知のしやすさを追求した。

「PERTEX®」──40周年控え、“リブランディング”

「PERTEX®」は40周年を控え、“リブランディング”を実施した。ブランド名の書体を変えて、イメージを刷新した。商品ラインナップでは、主力の「QUANTUM」(カンタム)を集約。同素材はダウンプルーフの高密度ナイロン織物で、従来は3つのタイプを展開していたが、分かりやすくするため一本化した。欧米メーカーからは、「分かりやすくなった」と概ね好評だったようだ。

「PERTEX®」。 再編した主力の「QUANTUM」は好評

「PERTEX®」。
再編した主力の「QUANTUM」は好評

「QUANTUM」シリーズでは今回、新たに「QUANTUM AIR」(カンタム エア)を企画・提案している。元々、ミドラー向けの素材だが、通気性に優れるため、アウターの表地素材としての需要が高まっている。昨今、アウトドアシーンで関心が高まっている“通気性”を体感できる点が特長だ。

欧米メーカーに人気の素材が「SHIELD」(シールド)シリーズ。透湿防水機能を持った素材で、生地の間に透湿膜を挟んだ3層構造。また、“通気性”を加えた「SHIELD PRO」(シールド プロ)も提案した。そのほか、タウンユースも意識した素材「PERTEX®UNLIMITED」(パーテックス・アンリミテッド)も強化素材だ。アウトドアのライフスタイル系アイテム、セレクトショップなどで採用が増えてきた。