グリップインターナショナル
「ヒールクリーク」2018年春夏シーズン
感度アップし、デザインを全面刷新
update: 2017/09/26
グリップインターナショナル(神戸)が手掛けるゴルフウエアブランド「ヒールクリーク」は2018年春夏シーズンから、ファッション感度を高め、デザインを全面刷新する。より感度の高いゴルフウエアを目指す。また、別ライン「ムニタルプ」の単独ショップの展開も視野に入れている。
「ムニタルプ」との住み分けを進める
17年春夏シーズンはブランド間で伸び率に格差があったようだ。秋の立ち上がりは、「ヒールクリーク」「ムニタルプ」共に好調なスタートを切った。通期では全社レベルで増収を計画している。
「ヒールクリーク」は18年春夏シーズンからデザインを一新する。今秋の企画から新しいメンバーが担当。ファッション感度を高めたゴルフウエアとして強化を図っている。1950年代から70年代のテイストを採り入れた。感度が若返り、よりタウンウエアを意識した仕上がり。ゴルフウエアにおいて、最もトレンドの進んだブランドを目指す。
モノトーン調のテイストが特徴の「ムニタルプ」では、機能性と創造性をテーマに60年代から90年前半のバブル期までのポップなテイスト、キラキラ感などをデザインに採り入れた。
「ムニタルプ」は「ヒールクリーク」の上位ブランドに位置付けている。ラグジュアリー感を意識して、上質な商材を企画している。来シーズンをめどに商品の幅を広げてトータル化し、「ムニタルプ」の単独ショップの展開を計画している。